貼り箱は大きさや中に入る物によって多少の製造方法が変わります。

島屋紙器ではこのような方法で作っています。

手作り編

包み

小箱などに使う方法で、生地の外側全体をにかわを塗った化粧紙で包む方法です。

小箱は小さいため四隅を止めないで包みます。

角を止めていない小箱の生地。 コンベアーで膠(のり)が付いた状態。 きちんとまっすぐにのせます。 端っこがまだ折り込まれていません。
 
折り込んだ状態です。 フタも同じように作り完成です。 小箱のフタは身にすっぽりかかります。  

少し大きな箱になると・・・。

生地の四隅を止めます。その上から包みます。

止め方に金止め、テープ止めの2種類あります。

金止め(かねどめ)

四隅を止めた生地の箱です。 金止めの止めた部分です。 金止めの止めた内側です

テープ止め

テープで止めた箱です。 テープ止めの部分です。

巻き

大きな箱を作るときの方法で化粧紙の切り落としを少なくします。

四隅を止めた箱に帯状の紙を貼ります。 この箱は2枚貼っています。 底を折ります。
できあがりの裏面 表面です。 包みのフタをかぶせて完成です。

天貼り(てんばり)

大きな箱でフタも”巻き”の場合、上面に化粧紙を貼り体裁を整えます。

巻きが出来た状態で上はボール紙の色のままです。 糊付けした紙を上に貼り付けます。 空気が抜けるようになぜます。これで完成です。

底も見栄えよくしたい場合、底に貼ることも出来ます。


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